ブエノスアイレスにて

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交通マナーについて

ブエノスアイレスは地下鉄がありバスも充実していますが、まったくもって車社会です。

片側8車線の道路もあります。つまり両側16車線。

一度に渡れません。

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それくらい車を利用する人が多く、車優先社会です。

歩行者は車に気を使わなくてはなりません。

道を渡りたくて歩道に立っていても決して停まってくれません。

信号がない交差点や歩行者用信号がない通りも多く、慣れるまではローカルの人が渡るタイミングで一緒に渡ったほうが安心です。

 

車の運転は総じて荒く、車線は完全に無視されています。

急発進急ブレーキは当たり前、それにイラッとした運転手はクラクションを鳴らしまくります。

信号が変わった瞬間にアクセルを踏まないと後ろからクラクション攻撃が来ます。

 

首都周辺の高速道路は有料なのですが、日本で言うETCはそこまで普及していないため窓口で料金を払うことになり、当然渋滞が発生します。

そうすると運転手が一斉にクラクションを鳴らしまくります。

「無料で通せ」という意思表示です。

そうすると、無料解放されちゃったりします。

もう、ごねたもの勝ちなんですね。

 

中心地には建物の地下などに有料の駐車場があり、車通勤の人も多いようです。

日本で言う霞が関みたいなところにも屋外駐車場があったりして、ぜいたくな土地の使い方してるなと思います。

でも中心地以外は路駐です。

一方通行の道の両側にびっしり停まっています。

だからみんな縦列駐車が上手です。

 

そういえばほとんどの車はマニュアルですね。

オートマは無くはないけどほとんど普及していないようです。

ルノーとかフォルクスワーゲンなどヨーロッパ系の車が大半です。

 

一方、歩行者はと言うと、これまた交通マナーは悪いです。

信号は無視します。

車が来ているにも関わらず、渡れそうだなと思うと強引に渡ります。

せっかちなんですかね。

なので、交通事故に遭ったのか、足にギプスをしている人をよく見ます。

 

自転車は専用道路が整備されている所もあればそうじゃない所もあります。

車の間を強引に縫って走っている自転車もけっこう見ます。

相当危ないです。

これはバイクも同じですね。

とにかく強引。すれすれをくねくね走ってます。

 

よっぽどのことがない限り、車の運転は避けたほうが良いです。

自転車もバイクも危ないです。

公共交通機関を利用しましょう。