ブエノスアイレスの春について
アルゼンチンは日本の真裏にあるので季節が逆になります。
なのでアルゼンチンの春は10月~12月ぐらいです。
10月はまだ寒く、3月ぐらいの雰囲気です。
朝晩はやはり冷えます。
11月になると南米の桜と呼ばれるハカランダが咲きます。
桜よりも咲いている期間が長く、街のいたるところが紫に染まります。
気候が良い時期ですが、空気はひんやりだけど日差しが強いという言う日が続きます。
12月になるともはや夏です。あっという間に夏が来たという感じがします。
春の服装としては、長袖シャツにちょっと厚手の上着が定番です。
昼間はそれなりに暑いけど、朝はお昼ぐらいまで比較的涼しいためです。
日本で割と重宝するスプリングコートとかは役に立ちません。薄すぎるので。
それくらい寒暖差が1日であります。
また、季節の変わり目で大気が不安定なこともよくあり、他の季節に比べると嵐が多い季節でもあります。
それと、こちらでも花粉症を発症する可能性もあります。
私はスギ花粉のアレルギーなのですが、こちらには杉はないと思って油断していたところ、11月ぐらいにアレルギーの症状が出てしんどい思いをしました。
聞いたところによると、杉はないけど何かの植物に反応するとかで、こっちの人も春はアレルギーに悩まされる人も多いそうです。
ですので、花粉症などのアレルギーを持っている人が春にブエノスアイレスに来る場合は鼻炎薬は必携だと思います。
12月中旬以降になるとバカンスシーズンが始まりホテルなどは高くなりますので、 街中がハカランダで彩られる11月半ばぐらいが旅行にはおすすめです。