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ブラジル側のイグアスの滝へ:アルゼンチン北東部&パラグアイ旅行 その6

<ブラジル側のイグアスの滝へ>

イグアス居住地を出発して、ブラジル側のイグアスの滝へ向かいます。

今回は一晩お世話になったペンション園田のオーナーさんに滝経由でこの日の宿泊地のアルゼンチン側のホテルまで連れて行ってもらいました。

 

パラグアイとブラジルの国境を越えるときは出入国の手続きが必要です。特にブラジルに入るには日本人はビザが必要なので用意しておきましょう。

 

イグアス居住地からブラジル側の滝公園までは1時間半ぐらい。

入園料はクレジットカードが使えます。

中に入るとそこからはバスで移動。途中に滝に突っ込むボートに乗る停留所や森へのトレッキングルート入り口の停留所がありますが、滝を見るための遊歩道は終点になります。入り口から15分ぐらいですかね。

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で、このハナグマたちが大量にいるんですが、見た目のモフモフっぷりとは違ってけっこうアグレッシブです。

1.ビニール袋を提げていると100%袋を引き裂かれます

2.ファスナーなどがついていないバッグは中身を取り出されます

3.少しでもファスナーが空いているとそこから手を突っ込んで中身を出します

狙われている人がいると周りにいる人が「気を付けて!」などと言って助けてくれますが、絶対に油断しないようにしましょう。

しっぽのしましまとか超かわいいんですけどね。

バスを降りて遊歩道の始点からはまずこんな風景が見れます。

これだけでも興奮しますね。

ちなみに対岸はアルゼンチン側の滝公園です。

遊歩道を15分~20分ほど歩きます。その間にビュースポットはありません。

で、終点は「悪魔の喉笛」と呼ばれる大きな滝を下から見れる場所に到着です。

この桟橋的なところを歩くときは風向きによってはしぶきがガンガン吹き付けてくるのでカメラは注意です。

服が濡れるのが嫌な人はカッパを着ましょう。

この桟橋の手前でポンチョ売ってますが、100均のカッパのほうがマシかもしれません。

靴もそれなりに濡れるので、ここの部分だけビーサンになるとか対策したほうが良いかもです。

先端に到着。

天気はイマイチでしたが、かろうじて虹。

しかも雨季が終わっているので水量もそこまで多くはなかったですね。まぁ、それでも迫力は十分。

ブラジル側は滝を見るだけなら2時間ほどで十分です。

ボートで滝に突っ込むアクティビティもありますがもちろん別料金です。ただ、ボート乗り場までエレベーター的なもので上り下りできるので、階段の上り下りに自信がない人はブラジル側でボートに乗ることをおすすめします。

と言うのは、アルゼンチン側にも同じものがあるのですが、ボート乗り場までかなり階段を降りなくてはならず、帰りは当然登らなくてはならず、なかなかしんどいです。

 

滝公園内でお昼を食べた後は車で5分の鳥園へ。

もういろんな鳥がいます。鳥が苦手な方にはしんどい場所です。

 

派手な髪形の鳥や、シルクドソレイユ的な寝方をするフラミンゴ

くちばしが印象的なこの鳥はトゥカンと言って、イグアス周辺にしか生息していなそうです。私はこの子たち好きです。

この子はヒクイドリ。世界一危険な鳥として2004年3月にギネスブックに認められたそうです。

 

と言う感じで南米っぽい鳥を満喫できるので、なにげにおすすめです。

 

そのあとはさらに国境を越えてアルゼンチン側のプエルトイグアスへ。この日の宿泊地です。

ホテルに行く前にパラグアイ、ブラジル、アルゼンチンの国境のTres Fronteras(トレス フロンテラス)に寄ってくれました。 

手前がアルゼンチン、左がパラグアイ、右がブラジルです。

こういうのをみると国境ってただの地図上の線だな、と思いますね。

 

この後はホテルまで送ってもらって園田さんとはお別れ。

3時間ほどかけてイグアス居住地へ戻られるということなので拘束時間としてはおそらく12時間ぐらい。

園田さんのガイド料金は一人85USドルぐらいです。

もちろん公共交通機関を使えばもっと安く回れるので、これを高いと見るか安いと見るかは個人の判断によりますね。

ちなみに滝公園の入場料や駐車場代、お昼のビュッフェなどはガイドの資格を持っている人は無料です(アルゼンチン側は無料ではない)。

 

翌日はアルゼンチン側の滝へ。