コルドバ旅行 その1
アルゼンチン第2の都市(第3かもしれない)コルドバへ1泊で旅行してきました。
コルドバには「コルドバのイエズス会伝道所とエスタンシア群」という名称で登録されている世界遺産があります。
伝道所とかエスタンシアとかなんのことやらですよね。
簡単に言うと、15世紀にスペイン人がやってきたときに宣教師も一緒に来て、この辺に住んでいた人たちに布教をするために築いた教会とか住居とか学校とかをまるっと伝道所と呼んでいます。
エスタンシアとは牧場のことで、この辺の人たちと一緒に宣教師たちが造ったものが郊外に残っています。
市内にあるのは伝道所。1つのブロックにモンセラート学校とコルドバ大学とラ・コンパニア・デ・ヘスス教会が収まっており、Manzana Jesuiticas(マンサナ ヘスイティカ)と呼ばれています。
1.モンセラート学校
宣教師たちが1687年に開校。建物は当時の姿で残されており、現役の学校なので生徒たちが普通に通っています。
モンセラート学校はガイドツアーでないと入れません。
予約は必要なく直接行けば良いのですが、オフシーズンはどうやら15時の回しか無いようです。サイトには15時と16時と書いてあったのですが・・・。
ちなみに私は着いた日に行ったら15時を過ぎていたので明日の15時に来いと言われたため、翌日は一日かけて郊外を回る予定だったのですが、14時ぐらいに市内に戻り改めて15時からだよね、と入り口にいた警備のおじさんに聞いたら15:15だよと言われたので、近くのカフェで急ぎ目でお昼を食べて時間通りに行ったら、今日はガイドツアー自体がキャンセルになったと・・・。
45分前ぐらいに15:15からだと聞いたんですが・・・なぜそのときにキャンセルになったことがわからなかったのか・・・
ということで、突然キャンセルになることもあります。
そして、ネットに載っていることも不正確なのであらかじめ現地で確認しましょう。
ということで、入り口までしか入れなかったのでした・・・。
2.コルドバ大学
アルゼンチン最古、南米でも最古の部類に入るコルドバ大学は1613年に創立されました。
内部の見学はいつでもだれでも可能ですが、ガイドツアーじゃないと入れない部屋があります。
と言うか、ガイドツアーじゃないと部屋の中に入れないので、外観を見て終わりです。
ガイドツアーは隣接するラ・コンパニア・デ・ヘスス教会も回ってくれるので絶対に利用したほうが良いと思います。
私はモンセラート学校の後にこちらのガイドツアーに参加しようと思って受付に時間を確認しに行ったら、こちらもガイドツアーは無いと。
でも、この日はいつもならガイドツアーじゃないと入れない部屋も開放しているからいつでもおいでと言われました。
なんかシステムがわからない・・・。
ちなみにガイドツアーが何時なのかはよくわかりません。
なのでこちらも現地で直接確認しましょう。
3.ラ・コンパニア・デ・ヘスス教会
コルドバ大学に隣接して建てられた教会。
いつでもだれでも中に入れます。
外側は質素な感じですが、内部はかなりゴージャス。バロック様式だそうです。
奥の祭壇の右下はおなじみのフランシスコ・ザビエルさん。
ほかにも世界遺産ではないですが、いくつか教会があります。
こちらはサン・ホセ教会。
そこまで大きくないですが、かなり豪華でのけぞりました。
そしてこちらがカテドラル。
こりゃ豪華ですね。
約100年かけて建てられたそうです。そりゃ時間かかるわ。
市内の見どころは街の中心のサンマルティン広場周辺に集まっているので、非常に観光しやすいです。
ガイドツアーの有無や時間など不確定要素は多分にありますが、市内観光は1日あれば十分だと思います。