ブエノスアイレスの夏について
南半球にあるアルゼンチンは季節が日本と真逆です。
日本が夏の時は冬、日本が冬の時は夏です。
アルゼンチンの夏は12月~2月なので、年末年始の休みを利用して旅行する場合は夏になります。
春から夏への移行は急激で、寒いと思ってたら急に暑い!という感じです。12月半ばぐらいからはもう半袖な感じですね。
日本の5月の暑い日みたいな感じ。
年末は完全に真夏です。
気候的には暑いです。ふつうに。
港町なので湿気は十分ありますが、東京よりはマシかな・・・。
たまに東京並みのサウナみたいな日もありますが、数回です。
日傘もなしで、まぁ耐えられる。その代わり、帽子はかぶります。
そして家の中がわりとひんやりしているので、今年の夏はクーラー使いませんでした。いや、それなりに暑いんですけどね。
でも日本みたいに熱帯夜で眠れないということはありません。
朝晩は冷えることがあるので1枚上に羽織れるものがあると良いですね。
ちなみにお店の冷房は強くありません。
学校は12月半ばから2月末まで夏休みで、この期間にみんな家族旅行をします。ほんとに街から人が減ります。
みんなこぞって旅行するので当然飛行機代やホテル代は高騰します。
つまり、日本から年末年始を利用してアルゼンチンを旅行しようとするとけっこうお高くついちゃうのです。
ただでさえ物価が高いアルゼンチン、ハイシーズンの値上がりっぷりはえげつないです。
そして当然みんな避暑地を目指します。つまり南のほうですね。
南のパタゴニア方面は半年前からガンガン予約が入ります。
ちょっと良いホテルなんかはクリスマス周辺の日程は6月までに埋まってしまうそうです。恐るべし。
パタゴニアだけに限らず、観光地のホテルはどこもあっという間に埋まってしまうそうなので、早めに計画することをおすすめします。
海水浴ですが、Mar del Plata(マル・デル・プラタ)という都市が最大のリゾート地でブエノスアイレスから一番近いビーチだったりします。
が、ブエノスアイレスからは約400km離れており、飛行機で1時間、車やバスだと時間ぐらいですかね。
夏のシーズン中はブエノスアイレスではイベントなどは開催されないのですが、マル・デル・プラタは人がたくさん押し寄せるため、イベントなども多いです。
毎年開催されるのは「スーペル・クラシコ」と呼ばれるボカ・ジュニアーズとリーベル・プレートの試合で、とても盛り上がるそうです。
また、ブエノスアイレスの劇場もこの時期は丸ごとマルデルプラタに移動するそうで、どの演目もかなり良い俳優が揃うとか。
最低2週間ぐらい滞在してがっつり楽しめたら良いですけどね。
ボカとリーベルの試合なんて、素人には怖くて近寄れませんけど。
と言う感じで東京と比べると比較的過ごしやすいと思います。
いや、暑いんですけどね。
シーズンオフとは言え、美術館やお店などは通常通り開いているし、タンゴショーなどもやっています。
ただ、コロン劇場などの劇場はシーズンオフになるので公演がありません。サッカーの試合もありません。
東京だと夏休みは子ども向けにいろんなイベントをここぞとばかりに開催するのに、ブエノスアイレスではエンタメが完全になくなるのがおもしろいなぁと思いました。