バルデス半島旅行<その1>
バルデス半島へ旅行してきました。
何をしに行ってきたかと言うと、ホエールウォッチングとペンギンのコロニー訪問です。
日程は
1日目 ブエノスアイレス→トレレウ→プエルトマドリン(着後観光)
2日目 ペンギンツアー
3日目 クジラツアー
4日目 プエルトマドリン→トレレウ(プチ観光)→ブエノスアイレス
という3泊4日でした。
まずはざっくり概要から。
バルデス半島はミナミセミクジラやミナミゾウアザラシの重要な繁殖地となっていることなど、特にその海岸や沿岸部の動物相の豊かさや重要性が評価され、1999年に自然遺産として登録されました。
なのでいろいろな動物を見ることができます。
ブエノスアイレスから飛行機で約2時間、パタゴニア地方の上のほうに位置します。
拠点となる町は半島の付け根あたりにあるプエルトマドリン (Puerto Madryn) です。ホテルやレストラン、現地ツアーを手配する旅行代理店がたくさんあります。
ブエノスアイレスから飛行機でプエルトマドリンまで直行で行けますが、本数が非常に少ないので、大半の人はプエルトマドリンから60kmのところにあるトレレウ (Trelew) を利用します。こちらは便数も多いです。
トレレウ空港からはプエルトマドリンの各ホテルまで送ってくれるツーリストバスがあるのでそれを利用すると便利です。
2018年10月現在で400ペソ(約1200円)、事前にネットで予約すると10%引きです。
Transfer PMY - Airport Shuttle
トレレウの町中のバスターミナルからプエルトマドリンのバスターミナルまで115ペソ(約350円)で行けますが、トレレウ空港から町中まではタクシーです。
確か100ペソ(300円)ぐらいだったかと。15分ぐらいで行けます。
バルデス半島への旅行シーズンはクジラとペンギンが見られる10月11月と言われています。
クジラやペンギンのほかにも、イルカやゾウアザラシ、運が良ければシャチも同じ時期に見れます。
そのバルデス半島を楽しむにはレンタカーを借りて自力で行くか、現地ツアーに参加するかのどちらかになります。
プエルトマドリンにはたくさんの旅行代理店がツアーを売っているので現地に到着してから探しても良いし、事前にネットなどで予約するのも良いと思います。
ただ基本的にはどこの代理店も同じ現地ツアーを同じ料金で売っているのでどこにしても同じです。
が、私が申し込んだ代理店は最悪でした。
ネットで探して予約をしたのですが、事前に言うべきことを言わなかったため、想定していた金額の2倍を取られました。
それについて怒ったのですが、その当時の担当は辞めてしまったので私の責任ではない、と言うばかり。
確かにその人の責任ではないですが会社としての責任ってものがあるだろうと思うのですが、この国にはそんなもの存在しません。
うっかりするとこっちが悪いようなことを言ってくるので、主張すべきことは主張しましょう。
私が行った10月後半はこちらの春。と言っても3月ぐらいの気候です。しかもプエルトマドリンはパタゴニアなのでブエノスアイレスより寒いです。
日中の気温はそれほど差はありませんが、朝晩が冷え込みます。
また、町が海沿い、メインアクティビティも海沿いもしくは海上のため、風が強いのを覚悟しておかなくてはなりません。
日が出ていればまだしも、私が行ったときは全日程とも曇りもしくは雨だったので凍えました。
長袖シャツに薄手の冬用セーター、ヒートテックタイツにジーパン、そしてウルトラライトダウンとマフラーという装備でしたが惨敗。
帽子や手袋、ダウンかセーターをもう少し厚手にすればよかったかも。あと、カイロを持っていくとか。
それと、雨の時は傘は風が強くてさしていられないのでカッパが良いです。
私はカッパ(100均の)を持っていたためダウンが濡れずにすんだし防寒にもなりました。
パタゴニアをなめてはいかんですね。
次は私が参加した各ツアーについてご紹介します。