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南米の桜、ハカランダについて

11月12月は南半球は春もしくは初夏です。

暑い日もあればちょっと寒い日もあったりしますが、春なのであちこちでお花が咲いて緑もぐんぐん育っています。

 

11月半ば過ぎぐらいから南米の桜と呼ばれるハカランダ(ジャカランダ)が咲き始め、街が紫色に染まります。

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ハカランダの名所はこのあたりです。

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国立美術館のあたりから北へ向かってバス停3つ分ぐらいがハカランダ並木になっています。

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あちこちに植えてあって、もちろん公園にも植えてあるのですが、1本だけポツンという感じだったりします。

こちらの人はお花見の習慣もないし、ハカランダが咲いても街路樹が咲いてるなぐらいの感じのようですね。

友達になぜお花見をしないのかと聞いたら、犬の糞がどこに落ちてるかわからないからやらない、と言われました。

その割にはみんな、芝生に直接座って日光浴とかしてるんですけどね。

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やはり日本人の桜に対する感情は特別なものなのだと感じます。

わざわざ桜を見に行ったり、桜の下で宴会をしたり、桜フレーバーの食べ物が出て来たり。

お花がきれいだなというのは世界共通だと思うのですが、「花を愛でる」という感覚は非常に日本人的なんだなと思いました。

 

ハカランダが散るといよいよ夏がやってきます。