謎の日本風レストランバー、HattoriHanzoについて
前の記事で書いたバンドネオンの演奏が楽しめるカフェ「Cafe Vinilo」から通りを1本渡ったところに謎のレストランバーを発見。
もうちょっと近寄ってみると・・・
あれ?Hattori Hanzoって書いてある。もしや服部半蔵か?
いや、間違いない。
ということで入店。
バーカウンターがいきなりこれ。
ドン引きです。
で、2階に上がる階段には・・・
苦心の跡が見られる模倣看板たち。
いや、こういうのは突っ込んではいけないのです。ご本人たちが満足なら問題ないのです。
お料理も基本的には日本っぽいものをそろえているようです。
で、頼んだのがこれら(一部ですが)。
定番のSUSHIですが、何が乗っかっているのでしょうか?恐怖で手が震えて写真がぶれています。
これ、ギョウザです。Dumplingsと書いてあったやつですね。
あえてこの形がおしゃれなのかな。
これがお好み焼きです。
厚揚げかと思った。なぜ立てる?
ということで、オーナーさんと思われる方に「日本には行ったことある?」と聞いたら「ない」と。
「でも10年間日本料理の店で働いていた」と言われ、言葉を失いました。その店、どこだ?
まあ、まだまだ本当の和食と言うものを知っている人はほんの一握りなので、これらが間違っていようがいまいが、彼らにとってはこれが日本料理なんですよね。それを否定するつもりはありません。
それにアルゼンチン人向けなので、アルゼンチン化されて当たり前です。
日本人向けの日本料理屋は私たちが慣れ親しんでいる日本料理を出してくれるので、ターゲットの違いによってカスタマイズするのは当然ですからね。
日本人向けの日本料理屋さんはこちらにまとめてありますのでご参考にどうぞ。
ということで、アルゼンチン人向けの日本風レストランを開拓してみるのもおもしろいなと思ったので、また行く機会があったらレポートしようと思います。