ブエノスアイレスおすすめレストラン<その7>Saigon
Saigon(サイゴン)
店名から想像つくと思いますが、ベトナム料理のお店です。
あっさりしたものが食べたいなー、と思ったときに選択肢が非常に少ないのがアルゼンチン。そんな中で、あっさり系のレストランとしては非常に貴重です。
私は迷わずフォーを選択。あっさりがうれしい。
食べ始めてから写真を撮り忘れたことに気づいたので、あんまりおいしそうじゃなくてすみません。
食べる前は麺の上にもやしが大量に乗っておりました。
この国ではもやしは高いので、久しぶりにもやし食べました。
日本ではあんなに安いのに。
麺はちゃんとフォーでした。
この国の麺類はけっこうテキトーで、ラーメンはパスタみたいだし、そばに至っては色だけグレーで小麦粉食べてるみたいな感じです。
そんな中でこのお店はちゃんとお米の麺を使ってベトナムな感じでした。
ただやはりちょっと高め。フォーは600円ぐらいします。
他にもバインミー(ベトナムサンドウィッチ)や生春巻きなどベトナム料理の定番メニューがあります。
飲み物もアジアな感じで、スーパードライがあったり、ジャスミン茶があったりします。
ですが気を付けなくてはならないのが、お茶系は砂糖入りです。
甘い緑茶、甘いジャスミン茶・・・ちょっと抵抗あります。
ほかにも謎のジュースとか・・・
チュッパチャップスジュース!まぁ、普通のジュースだと思いますが。
缶入りのジュースは250円ぐらいしてました。
店内はこんな感じ。
席に着くとメニューを渡されるのですが、メニューが決まったら右手奥のレジに行って自分で注文しなくてはなりません。
レジの横に飲み物の冷蔵後があるので、会計の時に自分で持っていきます。
レシートに番号が書いてあって、料理ができるとその番号で呼ばれるので正面のカウンターに自分で取りに行く方式です。
店員さんは席を立ったお客さんのテーブルの後片付けをするだけ。
場所はこちら
セントロにあるので土曜日は空いています。日曜日は定休日みたいですね。
実はもう1軒、蚤の市で有名なサンテルモにもあります。
こっちのお店のほうが先にあったそうです。
蚤の市の通りから一本西側あります。
こちらは日曜日は蚤の市があることもあって営業していますが、月曜日がお休み。サンテルモは夜はあまり治安がよくないそうなので、行くなら昼間に行きましょう。
どちらも結構人気店なので、現地の人のお昼の時間(13時~14時ぐらい)を外せばすんなり入れるのではないかと。
ちなみにパクチーはデフォルトで入っています。
なので苦手な人はレジで注文するときに「Sin cilantro(シン シラントロ)」と言いましょう。sin=without、cilantro=パクチー
ブエノスアイレスおすすめレストラン<その6>PROPER
Proper(プロペール)
ブエノスアイレスで最もおいしいと言っても過言ではないレストランに出会ってしまいました。
前にご紹介したペルー料理も非常においしかったのですが、それとはまた違うおいしさで度肝を抜かれました。
しかもこの店、超人気店で開店と同時に満席になります。
つまり、開店前に並ばなくてはならないのです。と言うか、開店前に並ぶか、開店後に並ぶ。どちらを取るかですが、20時開店なので、19:30ごろに行けばおそらく最初に入れるのではないかと(確証はありませんが)。
まず注文したのがこれ。
キノコのパテです。
見た目通り、スパイスがふんだんにかかっていてなんかおいしい。
パンは特別おいしいわけではないのですが、このパテをつけると進んでしまう。普段個人的にはパンでおなか一杯になりたくないのでパンはほとんど食べないのですが、このパテのせいでパンを十分食べてしまいました。
お次はこれ。
キャベツメインのサラダ的なものなのですがナッツとグレープフルーツがトッピングされていてこれがまた合う。味は本当に説明できない複雑なおいしさなので、スパイスがいろいろ使われているのだと思います。これはおいしかったなぁ。レシピ知りたい。
前菜は以上2品。お次はメインの1品目。
ナスです。これたぶんヨーグルトを使ったソースだと思うんですが、これまたしょっぱい部分とクリーミーな部分とがあっておいしい。
ああ、もう全部おいしい。
2品目はこちら。
お肉です。と言っても豚肉。
この国ではなかなか豚肉食べられないのでうれしい。
ただ単にネギが乗っかっているわけではなく、ネギと絡んだとろりとしたソースが絶品すぎ。もう、毎日来たい。
ラストはデザート。2人で行って前菜2品、メイン2品食べたのでデザートは1つをシェアしました。で、これ。
メニューには「レモンクリーム コーヒー添え」と書いてあったので、勝手にレモンムースみたいなのにコーヒーソースみたいなのがかかってるんだろうなと思ったら、ほんとにクリームでした。
しかし、レモンクリームとコーヒーソースって会うんですね。合うったら合うんです。たぶんこの果物は甘みの強いレモンだと思われます。
ということで大満足でした。
と言うか、野菜料理がおいしいレストランが存在することにびっくり。アルゼンチン人はピザかパスタか肉しか食べてないイメージでしたからね。こんなに複雑なレシピを開発した人がいるなんて!という感じでした。
お値段的には一人3000円ぐらい。お酒の飲むともうちょっと行くと思いますが。あと、お皿の大きさが日本人にちょうど良いサイズです。
場所はこちら
パレルモソーホーの代官山っぽい辺りとは逆側です。
通りが暗いのと、看板が出ていないので、初めて行く方は絶対見つけられないかと。
お店の外観はこんな感じ。これは開店前なので、この扉を目指してみてください。開店するとこれが開いて店内はこんな感じです。
実際はこんなに明るくないんですけどね。
短期旅行者はどうしてもお肉を食べに行くのを優先してしまうかもしれませんが、胃がちょっと疲れた時などは良いと思います。
日本にも支店ができないかな・・・
アルファフォール食べ比べ<その18>
<その18> TatinのBlanco
前回の激安アルファフォールのホワイトチョコバージョンです。
普通のチョコが意外とイケたので今回も期待。
あ、薄い。チョコが薄い。下のクッキーがスケスケ。
思った通り、ホワイトチョコの味はあまりせず。
うーん、残念。このシリーズは黒チョコに軍配があがりました。
でもこれはこれで甘すぎず、ありと言えばあり。
甘さ:★★★☆☆
おいしさ:★★☆☆☆
アルファフォール食べ比べ<その17>
<その17> Tatín
スーパーで30円ぐらいで売っているアルファフォール。
逆にコンビニとかでは見かけないぐらいの激安アルファフォールです。
この薄っぺらさ。さすがに安いなと思って食べてみたところ、
意外とこのボリュームのなさがちょうど良い。
間に挟まっているドゥルセデレチェも少ない分しつこくなくて良い。
意外とこれは日本人好みなのでは?
クッキー部分はしっとり目。ぱさぱさしすぎていないです。
なんか、安いけど何気に気に入ってしまいました。
甘さ:★★☆☆☆
おいしさ:★★★★☆
CCKについて(無料コンサート情報)
CCKとはCentro Curtular Kirchner(セントロ・クルトゥラル・キルシュネル)の略でキチネル文化センターという意味です。
キチネルは前政権と前々政権の大統領の名前で(2019年6月現在)、どっちかの時代に今のようなカルチャーセンターになったんでしょうね。
この建物自体は20世紀初頭に着工され、ブエノスアイレスの中央郵便局として機能していました。だからポストマンの銅像があるわけです。
中に入るとこんな感じで郵便局時代のカウンターが残されていたり、
宛名とかを描くための台が残されています。
内部は非常に豪華で、ブエノスアイレスが繁栄していた当時をほうふつとさせます。たまにテレビのロケとかでも使われているようです。
こんな素敵な建物がいまやカルチャーセンターとして機能しており、様々なイベントが無料で開催されています。
ヨガや太極拳のクラスや、ワークショップ、特に私が利用しているのは無料コンサートです。
どんなものがあるかはこちらのサイトでご確認ください。
無料コンサートについてですが、まずサイト上部のMusicaという文字をクリックすると
コンサート一覧が出てきます。
それで気になるのをクリックすると、どんな演目をやるのか、予約はいつか、がわかります。
予約の仕方ですが、ページの一番下まで行くと予約ボタンが現れます。
この緑のボタンを押すと、日時の確認と予約人数を聞かれます。
人数を選んだら緑のボタンを押します。
すると、ログインを求められます。
ユーザー登録していない場合は赤丸で囲ったところから登録が必要なのですが、人気の演目はもたもたしているとチケットがなくなってしまうので、あらかじめこのページ↓からユーザー登録しておきましょう。
https://www.cck.tuentrada.com/cck/register
そして登録したメールアドレスとパスワードでログインすれば予約できます。予約完了メールが来るので、もし来ない場合は予約完了していないのでやり直してみましょう。
チケットは開演2時間前までに現地へ受け取りに行く必要があります(当日でなくて大丈夫です)。その時は登録したパスポート番号(持っている方はDNI)を伝えれば調べてチケットを出してくれます。上記の番号さえ知っていれば代理で受け取ることも可能です。
受付時間は12時~19時まで。午前中やっていないと言うのがアルゼンチンぽいですね。
ホールは開放感があって音が良いです。大ホールや中ホール、サロンぽい部屋などいくつかあります。
フルオケを無料で聴けるなんて贅沢ですよね。
ブエノスアイレスっぽいなぁと感じるのは、バンドネオンがオケに編成されていることが多いことです。
日本ではなかなかオケにバンドネオンは登場しませんよね。
さすがタンゴの街という感じがして私は非常に好きです。
土曜日には文化センターの中央の吹き抜けのところでタンゴやフォルクローレなどもやっています。
有名な人を招いたりするときは有料ですが、基本的には無料のものが多いので活用しない手はありませんよね。
コンサートはクラシックだけでなくタンゴもあったりいろいろあるので、お好みのものがあればラッキーです。
いつまでこのような無料施策が続くかわかりませんが、行けるときには楽しんでしまおうと思っています。
ブエノスアイレスおすすめショップ<その7>Los Vados del Isen
今回のおすすめショップはアクセサリー屋さんです。
住宅街にあってうっかり見過ごすような場所にあるのですが、道に面した窓から見える商品がかわいくて、ついふらりと寄ってしまいました。
店内はこんな感じ。
飾りつけもかわいいですね。大きなお店ではないのですが、ひっきりなしにお客さんが入っていました。
で、商品はと言うと
派手です。凝ってますけどね。手作りなのではないでしょうか。
1点ものだと思います。
ピアスです。かわいいけど、耳につけるには大きい・・・
でもかわいい。
これくらいだったら日本でも大丈夫ではないでしょうか?
シンプルなトップスなんかに合わせるとかわいいですね。
お値段はこのネックレスで2500円ぐらいです。
あとはこんな感じでアルゼンチンカラー(白・水色・黄色)を使ったアクセサリーなんかもあってかわいいです。
これならお土産に良いのではないでしょうか。
私は旗っぽい小さいブローチ買ってみました。
ディスプレイもかわいいですね。
あとは靴も売っています。
ヒールとぺたんこ。
リボンの部分とかかわいいですよね。
どの靴も革でだいたい7500円ぐらいだそうです。
現金だともう少しだけ安くなるようです。
場所はこちら
パレルモの住宅街にあります。
オンラインショップもあるようですね。
losvadosdelisen.mitiendanube.com
ちなみにオンラインショップの値段表示ですが、$420,00とかになっていると思います。
これは420ペソということです。日本とはカンマと小数点の使い方が逆なのです。そして$はドルではなくペソです。
まぎらわしいですね。
ということで、ステキなアクセサリー屋さん、パッと見は派手すぎて・・・みたいな感じですが、じっくり見れば日本人でもOKなのがありそうなので、また今度ゆっくり見に行ってこようと思います。
タンゴシューズのお店について
アルゼンチンと言えばタンゴを思い浮かべる方も多いと思いますが、みんなが踊れるわけではなく、踊れない人が大半なようです。
でもやはり文化としては根付いていて、タンゴのショーを見ることができるタンゲリアや、タンゴ愛好家が集まって踊るミロンガがあるのはアルゼンチンならでは、というかブエノスアイレスならではだと思います。
そんなタンゴですが、踊りは難しいけどタンゴっぽいなにかを入手したいという方にはタンゴシューズがおすすめです。
タンゴでしかはけないわけではなく、普通にサンダルとしてはけます。
この白黒の靴なんでステキですよね。
ダンサーさんはヒールが10cmぐらいあるシューズで踊っていますが、そんなに高いヒールばかりではなく、5cmぐらいからあります。
これらなんか1900ペソなので、5000円ちょいぐらいですね。
これなんてかわいいですよね。
セントロの一角にタンゴシューズ屋さんが何軒か固まっているエリアがあるのではしごできます。
私の知り合い御用達のお店はこちら。
さっきの1900ペソの靴たちがあったお店です。
このお店周辺がタンゴシューズゾーンなので、興味がある方はぜひのぞいてみてください。
私も腰が悪くなかったらヒール買うんですけどね・・・。