コロン劇場について(無料コンサートのチケットの取り方)
ブエノスアイエスには世界三大劇場のひとつであるコロン劇場があります。
ほかのふたつは、パリのオペラ座とミラノのスカラ座。
ブエノスアイレスが繁栄していた20世紀初頭に完成し、ヨーロッパで上演されたものは1か月と経たずにここでも上演されていたそうです。しかも、観客は服装などもヨーロッパに合わせて、ヨーロッパが冬の時は服の服装で(こちらは夏なのに)鑑賞していたそうです。
で、チケットは様々な値段があります。
もちろん高い席は3万円とかしますが、天井桟敷の立ち見などは1000円ぐらいで見れたりします。立ちっぱなしはしんどいですけど。
ガイドツアーももちろんありますがけっこう高いです。
時間的には45分ぐらい。劇場内のみどころはそんなにたくさんあるわけではないので、もし時間に余裕があれば上演されている演目を見ることをお勧めしたいです。
で、実は月に1度ぐらいの頻度で無料コンサートを行っています。
だいたい毎月第2日曜日の11:00から。月によってあったりなかったり、月末だったりするので、コロン劇場のサイトで確認しましょう。
<無料コンサート日程の確認方法>
コロン劇場のトップページの上のメニューの2019にカーソルを合わせると、さらにメニューが表示されます。
ちなみにコロン劇場のサイトは「teatro colon」で検索しましょう。
その中の「INTÉRPRETES ARGENTINOS」をクリック。
すると無料コンサートのスケジュールと内容が出てきます。
今年からは土曜日の17:00のもこのページに出てくるようになりました。
なので、月2回、無料コンサートがある場合があります。
ただ、土曜日17:00のは収容人数が少ないこの場所で行うので、チケットがすぐなくなる場合が多いです。
<チケットのもらい方>
公演日の2日前9:00から配布開始です。
ですので、人気の物は8:00とかから並びます。最近はそれほどではないですが、昨年とかは9:00ですでに長蛇の列ができていた演目もありました。
場所は、正面向かって左側に列ができていることがあるのでそれに並びましょう。列ができていない場合は、建物の左右に人が出入りしている入り口があるのでそこから入って、Boleteriaと書いてある切符売り場で聞けばOKです。
ひとり2枚まで。混んでいる時は2回並んでも大丈夫ですが、空いている時はバレます。
ホールでの公演の時はわりと余裕があって、お昼ごろ行っても1階席のチケットがもらえます。金曜日に行ってもまだある場合もありますが2階席3階席になる可能性もあります。
<当日>
服装は気にしなくてOKです。ジーンズでもサンダルでも大丈夫ですが、やっぱり多少小奇麗なほうがステキです。
入り口は建物の裏側です。
10:30開場なのでそれくらいの時間に行くと並んでいる列が見えると思います。ちなみに、1階席は自由席なので、前のほうで見たい場合は早めに行って並びましょう。
建物の内部に入るとこの階段の上でチケットをもぎられます。
そのときにまっすぐ行けとか上の階だよとか言われるのでわからなかったら、まっすぐ?とか上?とか指差しで確認しましょう。
ホール入り口でパンフレットを配っており、無料でもらえますが10ペソとか寄付するとスマートな感じです。
公演時間はだいたい1時間ちょっと。11時からなので12時過ぎぐらいに終わることが多いです。なので、そのあとランチなども良いですね。
これはブエノスアイレス在住者の特権ですね。
演目が好みでなくてもこんなすばらしい建物でひと時を過ごせるのは日本ではなかなかないのではないでしょうか。
旅行者でも日にちが合えばラッキー。
切符売り場に行って「Entorada de domingo(エントラダ デ ドミンゴ)」と言えばチケットもらえると思うので、チャレンジしてみてください。