CCKについて(無料コンサート情報)
CCKとはCentro Curtular Kirchner(セントロ・クルトゥラル・キルシュネル)の略でキチネル文化センターという意味です。
キチネルは前政権と前々政権の大統領の名前で(2019年6月現在)、どっちかの時代に今のようなカルチャーセンターになったんでしょうね。
この建物自体は20世紀初頭に着工され、ブエノスアイレスの中央郵便局として機能していました。だからポストマンの銅像があるわけです。
中に入るとこんな感じで郵便局時代のカウンターが残されていたり、
宛名とかを描くための台が残されています。
内部は非常に豪華で、ブエノスアイレスが繁栄していた当時をほうふつとさせます。たまにテレビのロケとかでも使われているようです。
こんな素敵な建物がいまやカルチャーセンターとして機能しており、様々なイベントが無料で開催されています。
ヨガや太極拳のクラスや、ワークショップ、特に私が利用しているのは無料コンサートです。
どんなものがあるかはこちらのサイトでご確認ください。
無料コンサートについてですが、まずサイト上部のMusicaという文字をクリックすると
コンサート一覧が出てきます。
それで気になるのをクリックすると、どんな演目をやるのか、予約はいつか、がわかります。
予約の仕方ですが、ページの一番下まで行くと予約ボタンが現れます。
この緑のボタンを押すと、日時の確認と予約人数を聞かれます。
人数を選んだら緑のボタンを押します。
すると、ログインを求められます。
ユーザー登録していない場合は赤丸で囲ったところから登録が必要なのですが、人気の演目はもたもたしているとチケットがなくなってしまうので、あらかじめこのページ↓からユーザー登録しておきましょう。
https://www.cck.tuentrada.com/cck/register
そして登録したメールアドレスとパスワードでログインすれば予約できます。予約完了メールが来るので、もし来ない場合は予約完了していないのでやり直してみましょう。
チケットは開演2時間前までに現地へ受け取りに行く必要があります(当日でなくて大丈夫です)。その時は登録したパスポート番号(持っている方はDNI)を伝えれば調べてチケットを出してくれます。上記の番号さえ知っていれば代理で受け取ることも可能です。
受付時間は12時~19時まで。午前中やっていないと言うのがアルゼンチンぽいですね。
ホールは開放感があって音が良いです。大ホールや中ホール、サロンぽい部屋などいくつかあります。
フルオケを無料で聴けるなんて贅沢ですよね。
ブエノスアイレスっぽいなぁと感じるのは、バンドネオンがオケに編成されていることが多いことです。
日本ではなかなかオケにバンドネオンは登場しませんよね。
さすがタンゴの街という感じがして私は非常に好きです。
土曜日には文化センターの中央の吹き抜けのところでタンゴやフォルクローレなどもやっています。
有名な人を招いたりするときは有料ですが、基本的には無料のものが多いので活用しない手はありませんよね。
コンサートはクラシックだけでなくタンゴもあったりいろいろあるので、お好みのものがあればラッキーです。
いつまでこのような無料施策が続くかわかりませんが、行けるときには楽しんでしまおうと思っています。