エビータ博物館について
エビータという愛称で未だに一部の人々から愛されているエバ・ペロン。
彼女の生涯を展示と映像で説明した博物館があります。
エバ・ペロンについてはウィキペディアをどうぞ。
以前、エビータ博物館のレストランについての記事は書きましたが、エビータ博物館には行ったことがなかったので、行ってきました。
博物館はパレルモ地区の住宅街の中にあります。
20世紀初頭に建てられた貴族のお屋敷だったものを彼女が大統領夫人だった時にエバ・ペロン財団が買い上げ、女性のための福祉施設として活用していた建物だそうです。
中に入るとこんな感じ。正面にペロン元大統領とエビータの肖像画が飾られています。
入り口側はこんな感じ。装飾が豪華ですね。
この右手側がチケット売り場です。
アルゼンチン居住者は95ペソ(約300円)、非居住者は225ペソ(約670円)です(2019年5月現在)。
チケットとパンフレット、今年は生誕100年ということで100周年ポストカードももらえました。
博物館の展示品は撮影禁止。中庭(パティオ)は撮影OK。
博物館自体はそんなに大きくないので展示品もそれほど多くないですが、彼女の衣装の展示がやはり目を惹きますね。
また映像や音声での展示もあり、彼女の演説や、彼女の葬儀などはいかに当時人気だったかを知ることができます。
出口にはお土産屋さんがあってエビータグッズが買えます。
今年は生誕100年と言うこともあって、それ関連のグッズが多かったですね。
これは「ウォーリーを探せ」のペロンさん(夫)版。
場所はこちら。
以前ご紹介したおいしいパン屋さんの近くです。
開館時間は11時から19時。
27歳でファーストレディになって33歳で子宮がんでこの世を去るのですが、彼女が行った政策というか彼女自身には賛否両論ありますが、大統領夫人だった6年間の間に成し遂げたことの多いことには目を見張るものがあります。
もちろん大統領である夫の後ろ盾あってのことですが、実際に自分が行動するのは並大抵の行動力ではできないことでしょう。時代も後押ししたのだとは思いますが。
正直言うと、私はマドンナ主演の映画も見てないし、ミュージカルも見たことないし、とくにエビータファンというわけではないのですが、当時のアルゼンチンを理解するには良い博物館じゃないかなと思います。