スーパーについて
食料品や日用品を買うのはだいたいがスーパーです。
シャンプーや洗剤などもスーパーです。
マツキヨ的なドラッグストアもあるのですが、安くないんですよね。
スーパーのほうが安い。
だからみんな何でもかんでもスーパーで買います。
カートに山盛り買っていきます。
だいたいのスーパーは宅配サービスを行っていて、生鮮品以外は自宅まで持って来てくれます。
だからみんな気にせず大量買いするんですね。
私が住んでいるブエノスアイレス中心部には主に4つのスーパーがあります。
1.Carrefour(カルフール)
フランスの大手スーパーです。日本にもありませんでしたかね。
アルゼンチン全体では最大手のひとつ。
自社ブランド製品もあり、価格もほかに比べると安いかと。大手の資本力ですかね。
3つの屋号があって、大型店舗のCarrefour、中型店舗のMarket、コンビニ的なCarrefourExpress です。
とくにCarrefourExpressはあちこちで見ます。
2.Dia(ディア)
スペイン系のスーパーです。
私がスペインに住んでいた時は本当にあちこちで見ました。
スペインとアルゼンチンのほかに、ポルトガル、ブラジル、中国にあるそうです。
ここも自社ブランド製品を扱っていて、それらはほかのメーカーの物に比べると安いです。
うちの近所では大型店舗はあまり見かけないですね。
家の近所にあるのですが、なぜかほとんど行かないです。
3.DISCO(ディスコ)
こちらもアルゼンチンのスーパーのチェーンです。
Wikipediaによると、アルゼンチンでは3番目のチェーン(2015年)だそうなのですが、1位がディア、2位がカルフールなので、アルゼンチンのスーパーとしては1位だとか。
とは言え現在はチリ資本のCencosudというグループに属しているようで、同じグループ内のチリのスーパーであるJumboのプライベートブランドを扱っていたりします。
ちなみに、このCencosudというグループはアメリカのウォルマート、フランスのカルフールなどに対抗するために南米のスーパーが結束した(と言うかCencosudに買収された)グループのようです。
話がそれましたが、このスーパーはちょっと高級なスーパーでもろもろお高めです。
同じ商品なのに、カルフールなどほかのスーパーよりも高い、という謎の現象が起きています。
まあ、生鮮品などは確かに品質は良さそうですが、だいぶ高いので、うちのマンションの隣にあるのですが、あまり行かないですね。
ただ、日曜日も開いているので急に何かが必要な時は便利です。
4. COTO(͡コト)
アルゼンチンのスーパーです。
大型店舗もあれば中型店舗もあります。
ここも自社ブランドを展開していて安いのですが、味とか品質はイマイチかな・・・好みの問題ですが。
なんとなくですが、アルゼンチン人はカルフールよりCOTOを好んでいるような気がします。気のせいかも・・・。
以上の4つが代表的なスーパーだと思います。
他にもJumboやVeaなどもありますが、店舗数としてはこれら4つと比べるとかなり少な目かと。
各スーパーには会員サービスがあって割引されたりするのですが、外国人は登録できないのです・・・。
というのは、アルゼンチン人はひとりずつDNIという番号を持っているのですが、登録にはそれが必須で、DNIを持っていない外国人は登録できないのです。
DNIの代わりにパスポート番号で何度も試してみました(店の人にもお願いした)がダメでした。無念。
あとこの国のスーパーではレジ袋はくれません。
みんなエコバッグを持っていきます。
忘れた場合は100円ぐらいする不織布のエコバッグを買うことになります。
これはなかなか良い取り組みですね。
コンビニ的なCarrefourExpressでも袋はくれません。
これは数少ないアルゼンチンの良い部分ですね。