バルデス半島旅行<その3> クジラツアー
翌日は本命のクジラウォッチングと半島めぐりです。
前日と同様に7:40頃にホテルにお迎えが来て15人ほどのバスで向かいます。
プエルトマドリンからは北へ約1時間ぐらい。
バルデス半島も国立公園なので入園料を払います。
外国人は520ペソ、アルゼンチン在住者は半額ぐらいでした。
入園ゲートからちょっと行くとビジターセンターがあります。
クジラの骨格模型や半島で見られる動植物の説明があってなかなか興味深いのですが、20分程度しか時間を取ってもらえなかったのでさらっと見て次へ。
まずはいきなりのメインイベント、クジラウォッチングです。
こちらはツアー代金には含まれておらず1700ペソです。
60人乗りぐらいの船に乗ってクジラ探しへ。
15分後ぐらいに発見。意外とサクッと見つかるもんですね。
そこまで岸から離れてないのに。
さすがにこちらから大接近はできません。
近くで船のエンジンを切って、近づいてくれるのを待ちます。
今は子育ての時期なので、お母さんと子どものセットで見れることがほとんどです。
と言っても、全身が見れるわけではないのでどちらがお母さんなのかわかりませんが。
でもクジラと言う生き物を初めて目にして感じたのは、本当にいるんだなあということ。
もちろんクジラがいるということは知識として知っていましたが、実際に本物を目にすることで頭の中にあった知識が現実になると言うか・・・。
クジラは水族館では見られないですからねぇ。
本物を見るってやっぱり大事なことだと思いました。
1時間半ほどのクルーズの後は、半島めぐりです。
最初はペンギンのコロニー。
前日に行ったプンタトンボとは比較にならないほど小さいですがこちらにもペンギンがいて、ぼーっとしています。
次のポイントはゾウアザラシが集う場所。
浜辺までは降りていくことはできず、ちょっと高台から彼らがゴロゴロしているのを見るぐらいです。
が、ここは時折シャチが姿を現すそうで、浜辺にいるゾウアザラシを狙ってやってくるのは「オルカアタック」と呼ばれています。
私が行ったときは干潮でゾウアザラシがいる場所まではかなり距離があったので絶対無理でしたが、見たい方は満潮の日を調べてから行ったほうが良いですね。
オルカアタックの動画があったので貼っておきます。
ちなみにこの場所にはレストランがあってお昼ご飯を食べることができます。
エンパナーダやチョリパン、肉などが食べられます。
私はサンドイッチを持参していたのでレストランでは食べませんでしたが。
という感じでクジラと2か所を回って終了です。
プエルトマドリンの町に戻ったのは18時ごろ。
半島と言っても奈良県ぐらいの大きさがあるので、移動に時間がかかるので3か所ぐらいが限度でしょうね。
ツアー代金:1800ペソ
クジラ代:1700ペソ
国立公園入園料:280ペソ(ぐらい)