エセイサ空港について 到着編
前回は出発編だったので、今回は到着編について書きたいと思います。
まぁ、あんまり書くことないですけど。
■パスポートコントロール
飛行機を降りたらパスポートコントロールへ向かいます。
飛行機とターミナルの建物をつなぐ通路が坂になっていて、キャリーバッグを引っ張るのがけっこうつらいです。
で、パスポートコントロールですが、入り口が3種類あります。
アルゼンチン国籍の人、メルコスールの人、その他の外国人です。
メルコスールは南米のEUみたいなやつでブラジルやパラグアイの人とかはパスポート無しでIDさえ持っていれば国境を越えられます。
あ、あとVIP入り口がありますが、どんな条件ならそっちに行けるのかわかりません。
で、時間がかかります。
他の到着便とのタイミングもあると思いますが、並んでいる人数に対して開いている窓口が少ないので30分は待つでしょう。
なので、迎えに行く人は着陸時間の30分後ぐらいを目指して空港に着くようにすれば良いのではないかと思います。
ようやく通過してバゲージクレームに行くと、ターンテーブルから降ろされたいくつかの荷物がぽつんとほったらかしにされています。
飛行機の乗客のほとんどがアルゼンチン人だったのでパスポートコントロールをサクッと通過してほいほいと荷物もピックアップして行っちゃったんでしょうね。
残されているのは外国人のもののみ。
私の荷物はちゃんとありましたが、持っていくときに荷物番号を確認されることもなかったので、無くなってても不思議じゃないなと思いました。
■税関
日本とかアメリカみたいに税関申告書のようなものは書きません。
ですが、貴重品の手荷物も含めすべて機械に通します。
食べ物が入っているとわかるとけっこううるさいです。
今回、スーツケース2つのうち3/4が食べ物だったのですが、機械を通した画像を見せられながら食べ物は入っているかと聞かれたので、「ほんの少し」と答えて適当にやり過ごしました。
荷物開けろと言われてたら色々没収されていたかもしれません。
どうやらアルゼンチンへの持ち込み制限は、アルコール2L、食料品5Kgまでだそうです。
食料品5kgまでだなんて無理ですよね。
お醤油1リットルで1kg行っちゃうし。
生鮮食品、肉、パン、乳製品、果物は禁止。豆類とか魚類もダメと書いてあったりもするので、魚の絵や写真がついているパッケージの物は極力見えないようにしたほうが良さそうです。かつおだしとか。
また、個人の身の回り品であっても新品を持ち込む場合,US300ドル相当までは非課税ですが,それを超えると規定の税金(原則,超えた金額の50%)がかかるそうです。
まぁ、そこまでは厳しく見ないですが、パソコンなどの電子製品や炊飯器などの電化製品は新品だったとしても中古であると言い張る必要があります。
■空港から市内へ
1.空港バス
Tienda Leonが空港から市内の専用バスターミナルまで走っています。そしてそこからホテルや自宅までタクシーで送ってくれるサービスをしています。別料金ですが。
空港からタクシーよりも安いのでおすすめです。
預け荷物を受け取って税関を通って外に出るまで2つの自動ドアに挟まれた空間があります。その空間の左手に受付カウンターがあります。
2. レミース(Remis)
受付カウンターは空港バスと同じ場所に4社ぐらいあります。
基本的には料金は同じなので、待ち時間が少ないところに決めると言う感じですかね。
車が用意できたら係の人が呼ぶのでその人について空港の外に泊まっている車のところまで行きます。
そして荷物を積んでもらって行き先を言えばOKです。
3.その他
黒と黄色の普通のタクシーもいます。タクシー乗り場があるのでそこから乗れば大丈夫なはず。私は利用したことありませんが。
あと白タクがいます。
私はかつてうっかり白タクに乗ってしまい、乗ってから気づいてひやひやしましたが、全然悪い人ではありませんでした。
たぶん多めに取られていたと思いますが。
■両替
両替できる場所は1か所のみ。
税関を抜けて出てきたところから右手側にUターンするとBanco Nacionという銀行があります。
だいたい列ができているのでわかると思います。
最近では空港でも街中でも両替レートはほぼ同じです。
■SIMカード
税関を抜けて出てきたところの左側のだいぶ斜め前方にPersonalという携帯屋さんがあるのでそこで買うことができると思います。
お店の人に必ずアクティブにするところまでやってもらいましょう。
そしてお昼の時間は2時間ぐらい休みです。
交代制というものが存在しないんですかね、この国は。
アルゼンチンの玄関口、エセイサ空港はこんな感じです。
利用者を楽しませようという気が1ミリもない空港ですが、まぁ無事に出入国できて飛行機に乗れれば問題ないでしょう。
とにかく全てにおいてテキパキしておらずのんびりなので、国際線の場合は出発3時間前に空港へ到着、2時間前にはセキュリティチェックへというぐらいに余裕を見ておいたほうが無難です。本当におおげさではなく。
空港までも高速道路しかないので渋滞に巻き込まれたら回避のしようがありません。
慌てるよりかは時間を持て余すほうがマシなので、常に時間に余裕を持っておきましょう。