アルコールについて
アルゼンチンではアルコール類は安いです。
みんなよく飲みます。
1.ワイン
日本で南米のワインというとチリが有名ですが、アルゼンチンでもワインはかなり生産されており、2017年のランキングでは世界6位です。ちなみにチリは9位。
チリは関税をなくして輸出強化した結果、日本で多く出回ることになったのですが、アルゼンチンは逆で2年前ぐらいまではむしろ輸出しないようにしていたのです。おいしいワインは自分たちで飲もうぜ、と。
アルゼンチンワインはmarbec(マルベック)という品種が多く使われており、日本にはあまり入っていないようですね。
で、安いです。
ピンキリですが1本200円ぐらいからあります。500円ぐらいのでも十分おいしいとか。
アンデス山脈に近いほうにはワイナリーがたくさんあって、ワイナリー巡りもできます。
2.ビール
最近はビール流行りだそうで、あちこちで地ビールをウリにしたビールバーを見かけます。
スーパーで買える庶民派ビールの代表は何と言ってもQuilmes(キルメス)です。
ブエノスアイレス州のキルメスという町でドイツ移民によって誕生しました。ウィキペディアによるとアルゼンチン国内の80%のシェアを占めているとか。
サッカーのアルゼンチン代表のオフィシャルスポンサーだったりもしていて、アルゼンチンを代表する大企業ですね。
とにかく安くてロング缶で100円ぐらいですかね。
水よりも安かったりします。
3.Fernet(フェルネ)
イタリア産のリキュールです。27種類ものハーブが使われているそうで独特の風味があります。薬草っぽくて苦いとか。
なので、苦手な人は苦手ですね。
そのまま飲むと苦いしアルコール度数も高いのでみんなコーラで割ります。誰かの家でパーティーがあると必ず誰かがフェルネを持って来てコーラ割りで飲んでいます。
あとはナチュラルなフルーツのジュースでも割ったりしてました。
フェルネを飲めばアルゼンチン通と言っても良いかもです。
レストランやバーなどでも注文できるそうです。
Fernet Branca(フェルネ ブランカ)というメーカーのが最も有名だそうで、ミニボトルもあるのでお酒好きの人へのお土産に良いかもしれません。