ブエノスアイレスにて

ブエノスアイレスやアルゼンチンの情報を発信します

ポロについて(競技場と試合)

ブエノスアイレスのポロ競技場はここにあります。

 

都会にサッカーコートの9倍の広さの競技場を2面用意できるってすごいですよね。

ちなみに通りを挟んで向かいには競馬場があります。

土地の使い方がぜいたくですね。

 

チケットを購入したらいよいよ競技場へ。

f:id:smsmmr:20181205041559j:plain

 見づらいですが、改札みたいなのがあって、そこにいるお兄さんにチケットを渡すとチケットのバーコードを読み取ってくれて改札のバーが通れるようになります。

 

f:id:smsmmr:20181205042208j:plain

入るとすぐメインスタンドです。

メインスタンドの下にはカフェバーやフードスタンドなどがあります。

f:id:smsmmr:20181205042332j:plain

ほかにも各チームのグッズ屋さんやソシオ(ファンクラブみたいなもの)専用のラウンジ的なものがありました。

 

私の席はメインスタンドの向かい側なので、ぐるりと回らなくてはなりません。

f:id:smsmmr:20181205042709j:plain

座席はこんな感じ。

f:id:smsmmr:20181205042850j:plain

ご覧の通り影を作るものが全くないので日焼け止め、帽子必須です。

サングラスもあったほうが良いですね。

このゾーンの席には指定席と自由席があって、私は指定席にしました。金額は同じです。

お姉さんが席まで案内してくれます。

ちなみに、ノンシュガーコーラが1杯(350ml)ついてきます。

トイレはたくさんあってきれいでした。紙もあったし。

 

観客は心なしかハイソな人たちが多かった気がします。

あと英語率が高かったので現地在住のイギリス人とかが見に来ていたのかもしれません。

 

試合は事前に調べたら7分×6ゲームと書いてあったのですが、今回は6分半×8ゲーム、インターバル3分でした。

いずれにしても、そんなに長い試合時間ではないなと思っていたのですが、17時に始まって終わったのが19時。

計算が合わない。

まぁ、そんなことより試合はなかなか接戦で、ゴール前の応酬などもあったりしてけっこう盛り上がりました。ベスト8の試合だからだったせいもあるかもです。

f:id:smsmmr:20181205043740j:plain

球を追いかけて馬たちが全力疾走していく様は迫力ありました。

馬、速いですね。

f:id:smsmmr:20181205043928j:plain

個人的には全力疾走からの急停止とか、球が馬に当たったりとかで、馬たちがしんどそうだなと思い、ポロというスポーツでは馬も道具としてしか扱われないんだなと思ったらなんとも言えない気持ちになってしまいました。

 

しかしポロと言うのはお金のかかるスポーツで、1チームは4人なのですが、1試合に4頭まで馬を替えることが可能だそうで、それはもうたくさんの馬が必要なわけです。

それに馬のお世話係もたくさん必要だし、試合の時の移動も馬をたくさん連れて行くわけなので大変だし、練習する場所もサッカーコートの9倍の広さがなくてはならないし、それはもう必要なものがいろいろ大変なのです。

チケットがそれなりのお値段なのも納得です。

ソシオの寄付やスポンサーによって成り立っているのではないかと思います。

ちなみに今回のトーナメントのスポンサーはHSBCで、さすがイギリスの銀行だなと思いました。

 

アルゼンチンは競技人口が最も多いとはいえ、6,000人しかおらず、2位のアメリカでさえも2,500人程度。

ポロというスポーツの認知度に比べると競技人口は非常に少ないですね。

 

なかなか見る機会のないスポーツを見ることができて良い経験になりました。